理学療法士国家試験勉強のススメ <国家試験勉強用テキストの選び方>
こんにちは。 PT1年目(仮)のひろです。
今回は、国家試験勉強のススメについて書いていきたいと思います。
私自身、かなり国家試験勉強方法には悩みました。
どうした点が伸びるのか、どのやり方が勉強効率がいいのかなど。。。。
その中で、試行錯誤を続けた結果、国家試験本番では自己採点で240点近い点数を取ることができました。
その方法や考え方を何回かに分けて書いていきたいと思います。
今回は、テキストの選び方についてです。
国家試験用テキストの選び方
色々と養成校によっては学校主体で決まっていたりするので一概には書けないですが、私たちの学校では自由にテキストを選択できたのでその選び方について説明します。
正直、私も最終学年に進級し、これから国家試験に向けて頑張るぞ!!と意気込んだのはいいものの、なんのテキストを主体に勉強していけばわかりませんでした。
悩んでいると、私のクラスの担任からクラス全員にある提案がありました。
それは担任おすすめのテキストで、勉強してみないかというものです。
そこで実際に購入を勧められ購入したのがこちら。
PT・OT基礎固めヒント式トレーニング 基礎医学編 解剖学・生理学・運動学,病理学,人間発達学
- 作者: ヒントレ研究所
- 出版社/メーカー: 南江堂
- 発売日: 2015/03/01
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
PT・OT基礎固めヒント式トレーニング 臨床医学編 内科学,神経内科学,整形外科学,リハビリテーション概論,臨床
- 作者: ヒントレ研究所
- 出版社/メーカー: 南江堂
- 発売日: 2015/03
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
この本は、いわゆる基礎分野(51~100問目)を勉強するテキストです。
なので、実地、専門分野を勉強するにはもう一つのテキストが必要になりますが、そのテキストについては後程書かせていただきます。
さて、このテキストを使った勉強の何がよかったのか?というと、担任からこのテキストは1ページ、1ページの内容が薄いから自分で他のテキストも参考にしながら書き込んで情報を足していってねと言われました。
最初は正直めんどくさいなと思いましたが、後々思うとこの作業がよかった。
他のテキストを参考にしながら、情報を足していくことで勉強自体が暗記の作業にならないわけです。
考えてみてください。ただノートに書かれたものを暗記して覚えるよりも、真っ白なページに自分で情報を書き込んで作り上げていく方がより頭を使いませんか?
また、このような方法をとっていくと書き込めば書き込むほどテキストがボロボロになっていきます。これを目で確認することで、今日はこんなに勉強できたぞ!という満足感にも繋がり、勉強のモチベーションが保てました。
さらに、このテキストは各分野ごとに必要な内容が載っているだけでなく、分野ごとに国家試験問題の過去問が1問単位で〇✖形式で載っています。
ですので、各分野ごとにしっかりと内容をインプットしたあとに実際に知識を使って細かく解いていく作業もできました。
おかげで、知識の定着も早くスムーズに覚えていくことが出来ました。
最初はめんどくさかった作業もいつしか楽しくなっていたことを覚えています(笑)
それでは、専門分野のテキストは?と気になる方もいると思います。
専門分野のテキストはこれを使いました。
私の場合、評価学は実習でそれなりに覚えていたのもあって、この治療学だけに絞りました。もちろん、ヒント式トレーニングのように足りない部分は書き込んで、自分だけのテキストを作っていました。
評価学も勉強したいよって方はこちらもあわせてどうぞ。
このテキストの良かったところは、1つの問題の情報から枝分かれして必要な情報が載っているということです。他のテキストで一般的なのが、ADLの分野ならADLなど分野に限った記載が多いのですが、このテキストは分野を関係なく問題を解くのに必要な情報を記載してくれています。
なので、復習も兼ねながら新しい知識も勉強できるのがよかったです。
他の国家試験用のテキストとすれば、有名なクエスチョンバンクなどがあります。
クエスチョン・バンク 理学療法士国家試験問題解説 2018: 専門問題
- 作者: 医療情報科学研究所
- 出版社/メーカー: メディックメディア
- 発売日: 2017/09/09
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
私はクエスチョンバンクなどは、あまり使わないようにしていました。
なぜなら、私自身暗記タイプの考え方をする癖があったので、5択問題が載っているテキストを使うと答えばかり暗記してしまい、肝心な部分での理解が乏しくなるとおもったからです。
上で挙げた、必修ポイントもどちらというと暗記タイプに近くなるものでしたが、ヒント式トレーニングを主体として勉強したおかげで、理解して覚えるというやり方が定着していました。
もちろん、クエスチョンバンクも多くの学生に使用されているテキストですし、いいテキストなので使わないほうがいいというわけではありません。
国家試験勉強用テキストの選び方として私が伝えたいことは、しっかりと自分に勉強していると感じさせてくれているテキストをおすすめします。
テキストを見たときに、ただそこに書いてあることを暗記して作業のようになってしまいそうなテキストは、あまりあなたにはおすすめではないということです。
あくまで、これは私の経験からの話なので参考にして、自分があっていると思うようなテキストを見つけてみてください。
それでは、また。。。。